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ボランティア新入生(伊東記) [ボランティア全般]

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さきたま史跡の博物館にボランティアが導入されて2年目。今年度は、昨年から継続のボランティア30名、今年から新規に加わったボランティア18名、合計48名で活動することになりました。
新規のボランティアは、事前に3回の研修に参加し、4月からは工房での勾玉作りや講座、行事のお手伝いなど、先輩のやり方を見ながら大分慣れてきました。でも展示室の解説は自分ひとりで行う自信は持てず、先輩にお願いしてその後を付いて回るのがやっとの状態です。
そんな新規ボランティアのために、7月11日、12日に博物館の職員の方が展示解説の研修を実施してくれました。私は12日の研修会に参加させていただきました。
当日は中島学芸主幹が講師になり、ボランティア控え室での「さきたま史跡の博物館と埼玉古墳群」の概要説明の後、
◆ロビーでの航空写真の説明
◆国宝展示室での
・鉄剣ケースについて
・礫槨復原想定図について
・稲荷山古墳航空写真について
・埴輪について
実際の展示を前に、来館者のみなさんにどう解説するか、ていねいに教えていただきました。
ボランティアのほうも、3ヶ月間学芸員の方や先輩のボランティアの方の後をついて何度か解説の現場に立ち会った経験もあり、「古墳群の範囲は何メートルと説明すればいいのか」「稲荷山の礫槨と粘土槨はどちらが先に作られたのか」など、中島さんに矢継ぎ早の質問をし、自分で解説する場合を考えながら必死に理解を深めようとしていました。
 この研修だけで、来館者のみなさんに自分だけで解説できるようになったとの自信は持てませんが、博物館のガイドブックをもう一度読み返したり、展示室の解説を読み直したり、先輩や学芸員の方に質問したりしながら、各自が勉強を進めています。
 来館者のみなさん、自分で展示室を観るだけの場合と、学芸員やボランティアの解説を聞きながら観るのとでは、理解の深さが格段に違います。ボランティアは展示室の手前の「さきたま体験工房」に待機していますので、いつでも「解説してください」と気軽に声をかけてください。質問に答えられないことがあれば、先輩のボランティアや学芸員の方を呼び出してお答えします。
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