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まが玉づくり110人 [体験ボランティア]

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24日(木)は、あいにく朝から雨模様で、じっとりと汗のにじむうっとうしい日であった。9時半に、東京都あきる野市の南あきる小学校6年の生徒110人と引率の先生方が、来館された。
館の2階講堂には、前日から14個のテーブルを設けて配置し、各テーブルにはボランティアの担当を決め、準備は怠りなく、受け入れ態勢は完備されていた。
まが玉づくりの作業に先立ち、館の職員から当地のさきたま古墳群の概説やまが玉の由来の話があり、まが玉づくりの説明と注意事項が伝えられた。15名のボランティアの活躍で、作業は粛々と進められた。
作業開始の前に、生徒たちから「お世話になります。よろしく。」とのご挨拶があり、明るくしかもきびきびした生徒たちは、指導に従って時間どおりに作業を進めた。
先生方もさぞやりたかったと推察されたが、場所的に110人の生徒でいっぱいで、先生方は製作キットを持ち帰り、自宅で製作のお土産となった。
生徒たちは、製作後はゴミの後かたずけや机の雑巾がけ等率先して行い、その後は班に分かれて1階の国宝展示室で鉄剣等を見学し、再び2階講堂へ戻って、昼食となった。
引率の校長先生曰く、生徒たちはまが玉づくりに嬉々として取り組み、完成後は首にぶら下げてお互いに見せ合ったりして、今回は生徒たちに感動を与えられて、とても良かったと感想を述べられた。

110人が帰ったあと、午後は体験工房で茨木県古河市の上大野小学校の6年生15名がまが玉作りに挑戦した。2人の先生も付き添って来られ、そのうちのお一人は生徒と一緒にまが玉づくりにも挑戦された。
製作はみな初体験で、紐通しの穴あけやペーパー鑢を使っての削りだしの作業や水やすりでの最終研磨などを通して、想像をはるかに超えた出来栄えに感動し、予定通り終了して、9名のボランティアの活動に感謝して、集合写真を撮影後帰路に就いた。

今日は、午前と午後の連続ボランティア活動で、館の職員ともども疲労困憊の1日であった。
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