SSブログ

行田市立埼玉小学校の「まが玉つくり」(荻原記) [体験ボランティア]


2月8日(金)は快晴だが、空っ風が強く外は寒い日。
地元の埼玉小学校は、行田市埼玉地区の中心で県道行田蓮田線沿いにあります。明治6年4月に開設され明治22年に現在の名称になって本年は創立134年の伝統校です。

今日は、5年生60名と先生3名が午後の授業として「まが玉つくり」を行いました。博物館からは、職員3名、ボランティア3名で出かけ、テーブルに5人ずつ生徒が座り、12ヶ所のテーブルを見守りました。

学芸員の挨拶の後、私が「まが玉」について説明してから作りまじめました。まが玉は、埼玉小学校、埼玉中学校、埼玉県旗などにデザインされており、生徒たちにとっては親近感があり、学校行事でも「古墳集会」や「さきたまの時間」で勉強しており、また、全員が博物館を訪問しておりますので、製作はスムーズに始めることができました。

生徒たちは、ほとんど白の滑石で作りました。見ていますと、「まが玉」の形を書くのに何回も書き直したりあるいは新しい鉛筆を持ってきた生徒は鉛筆を削り始めるなどしてそれぞれに始めていきました。遅くなった生徒を私たちがちょっと手伝うと「いいな!!」とかあるいは「自分で書かないとだめだよ」ととてもにぎやかに始まりました。

外は寒いが、この部屋はガラスを通した陽射しは暖かく、生徒たちは、全員半袖に短パンの体操着で、真っ白になりながら一生懸命作っていました。
また、手を上げての質問でも、終わると「ありがとうございました」と返事があるので、私たちも気持ちがよかったです。

前に作ったことのある経験者は1時間ちょっと位、遅い生徒でも1時間半位で完成させ、首にかけてニコニコ顔で見せ合っていました。

生徒たちは、この「まが玉」を身に着けて、5月4日に行われる「さきたま火祭り」のメーンイベントの輦台(れんだい)行列の先導をする役割(古代衣装を身につけ、前玉神社で火をおこし、その火を「はにわの館」で作った採火灯に移して手に持ちます)をにない、一生の思い出になる経験をします。
5月4日の「さきたま火祭り」には、生徒たちの行列の首からかかる「まが玉」に注目してください。

学校から博物館は、2km弱です。形や色の違う「まが玉」を今度は、博物館に来て作ってくれることを期待し、私たちからも「ありがとうございました」の声で「まが玉つくり」が終了しました。


nice!(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。