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笹井小学校の博物館見学(村井記) [解説ボランティア]


16日(水) 今日は気温が低い割に、無風快晴ですがすがしい一日であった。
朝早くから、埼玉県狭山市立笹井小学校の5年生62人が、博物館見学に訪れた。
今年は、5日の「まが玉つくり」や12日の「火おこしに挑戦」及び「古代米を炊いてみよう」のイベントが予想を上回る来場者が続いた。その流れを受けた、今年初めての館内見学解説とあって、ボランティア6名が手ぐすねを引いて待っていた。

児童たちは、ビデオルーム、体験工房とホワイエと3班に分かれてそれぞれ約15分の博物館概要の解説を聞いた後、国宝展示室及び企画展示室を見学した。学校ではまだ、日本の歴史について習っていないが、6年生に進級した5月に正式に歴史の勉強をする予定とのことで、その時に今日の見学の成果を思い出して、役立てて欲しいと思い説明をした。
学校の近くに、笹井古墳群や稲荷山公園の中に古墳があったり、また上広瀬にも古墳があるので、興味を持ってもらうように説明をした。

児童たちは、さきたま古墳群に大いに興味をもった。古代人たちの生活ぶりや、100メートルを超える巨大古墳のことや、稲荷山古墳から発見された金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)の実物をつぶさに見て、それぞれいろいろな思いをもち、貴重な一時を過ごしたようだ。

解説後の質問でも、象嵌彫(ぞうがんぼり)の技術を当時の人たちがどうして持っていたのかとか、銅や鉄がどのようにして作られたかとか円筒埴輪(えんとうはにわ)はどのような役目を持っていたかとか、熱心に聞いてきた。


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