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地元だからわかること(荻原記) [体験ボランティア]


23日(日)は、朝から天候不良。午前中の来館者は、少なかった。昼過ぎから雨が小降りとなり多くの人が来館された。
さきたま体験工房は学芸員1人とボランティア4名で対応。

茨城県から見えた親子と友人の3人連れは、高速道路を使わずに約2時間かけてやってきたと。そうして、展示見学後、まが玉つくりに挑戦した。

さきたま体験工房でピンクの石でまが玉をつくりながら、まが玉の由来や目的などと質問されたので丁寧に答えた。また、行田の土産物や名物の「ゼリーフライ」がおいしかったことなどにも話が広がり、生まれ育った地元のことなので、行田をPRすることにした。

「行田は、荒川と利根川に挟まれた肥沃の地で小麦生産高は全国的にもたかかった。また、江戸時代は、忍藩10万石の城下町として栄え、下級武士の内職であった「足袋つくり」が明治時代になると「足袋の行田か、行田の足袋か」とも言われるほど盛んになった。その頃の女工さんの「おやつ」がこの小麦粉を使った「ゼリーフライ」だったという。今では、フライの店も多く行田名物になっている」と。

作り上げて帰るときに、「こんなに面白いことは初めて。帰ったらみんなに知らせてあげよう」と言ってもらった。

指導していて思ったが、この時の子どもさんは小学5年生。博物館の利用で多いのはこの学年と感じていた。新しくなった石は、一回り大きくなったので、作り方によっては、丸玉やくだ玉が作れる場合もあるので、時間に余裕があれば勧めても良いのではと思った。

また、ホームページは、インターネットを検索してはじめてくる方も多いので、交通手段はもとより、お勧めの食べ物やお土産の紹介も必要かも。そうすればもっと来やすくなるよう思う。

その他、世界遺産申請手続きについても質問を受けました。


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