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学芸員による国宝展示室の解説を聞いて(村井記) [解説ボランティア]


9月に入り、天候が不順。本日12日も朝から大変な雨。で、博物館に来るのも大変であった。
やや雨も小ぶりになった午前10時半に、所沢市の「さんさん会」の方々が入館した。

早速、さきたま史跡の博物館の解説が学芸員によって行われたので、ボランティア4名も、久しぶりの解説に日頃の研修の成果を問うごとく、その解説を熱心に聞き入った。

ホワイエでは、さきたま史跡の博物館の説明やさきたま古墳公園の解説、稲荷山古墳から出土した金錯銘鉄剣(きんさくめいてつけん)の発見のいきさつなど、ユーモアを交えた解説に「さんさん会」一行は、感嘆をしきりとしていた。

約10分の解説の後、国宝展示室に移動。
金錯銘鉄剣などの国宝を中心にした丁寧な解説に、「さんさん会」ばかりでなく、ボランティアも感動した。
ボランティアは、展示室の解説に磨きをかけるべく日夜研修を重ねてきている。今後も努力を重ねて一本立ちできる日を目指さなければと覚悟を決めた。 

最後に、観覧後の感想を聞いた。「たびたび館を訪れて、国宝その他を見てきたが、解説してもらうことでさきたま古墳群の素晴らしさを再確認させてもらった」とか、「今回初めて来館して金錯銘鉄剣を見た。その素晴らしさに見入り、金文字の記述の内容の素晴らしさと鉄剣の製作技術の素晴らしさと更にさきたま古墳群の不思議さに圧倒された。悪天候の中、来てよかった」と多くの人が語ってくれた。


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